僕が壊れても ねぇ、わからないでしょ? もう、君の事なんか わからないくらい…… 完璧主義者の 欠陥商品の僕等 よく似ているから なんとなく感じてたんだ ほら 臆病な子猫 爪を立ててる 孤独になるには まだ 早すぎたのに 怖くなるほど流れてほしい 全てを押し流すほどの時間 いびつな愛と ねじれた夜が 汚れた指の隙間にみえる 帰りたくない帰りたくない 今は只眠りたいだけ 衰弱していく良識がほら 夜にとけていく かけた月を見て気をちらしてる 「その、きれいな石は、おいくらですか」 気がふれるほど あふれつづける 指の先まで染みついた記憶 狂ったように悲鳴をあげて 全てがカラ回りはじめる ゆるしてほしい ゆるしてほしい 吐き捨てるように繰り返す僕 街灯の下不器用に舞う アゲハ蝶 怖くなるほど流れてほしい 全てを押し流すほどの時間 いびつな愛と ねじれた夜が 汚れた指の隙間にみえる 帰りたくない 帰りたくない 今は只眠りたいだけ 衰弱していく良識がほら 夜にとけていく 僕は君に 嘘をついた ひとつ