苦しみ辿れば俺の深き魂 未来永劫 泉は枯れ果てた 雲煙 掴むに等しき苦心を掲げる道化人 吐き出した言葉に苛立ちいつしか己の 心言 失う 汚物まみれのヤツが俺に唱う 「栄華にもがきし望濁の長き夢」 消えた足跡辿りて 白か黒かも見失った 不感症 道化人 輝ける年月の中に生まれた 知恵をも持たぬサルの 笑み顔 死に化粧 苦界を彷徨う嘆き鳥が語る 「渇いた言葉に苦しむ道化人、 感覚を研ぎ澄まし、曝け出せ、痛みに眼を凝らせ」 輝ける年月の中に生まれた 知恵をも持たぬ俺の 死に顔 笑み化粧 神経を張り巡らし 俺は飛び立てる 目の前の鉄格子 越えてゆけるさ 嘆き鳥 消えた