「世界は酷く醜く哀れなり」 だから君を守ろうとする世界から君を守ってあげたい 「世界は二人の未来を暗示するものなり」 だから其れまでの間、せめて君だけは守ってあげたい 真実は常に傍(かたわ)らに だが人は常に盲目なりて 愚かな雑踏(ざっとう)に掻き消されるものなり 君の側でせめて二人、真実を知らないままで 夜を越えて、夢見て―――。 やがて二人目覚めたなら、、、 新しい終わりを告げる謌を重ね合わせて 或る真実の裏側にある【真実】を知る者 或る与えられた真実を【真実】と叫ぶ者 時は巡りて、世界は君を惑わせる為に問い掛ける 逃(のが)れられぬ運命に抗うも未来 長い夜が明けて二人、春の夜の夢を彷徨う 何も知らず、聴こえず―――。 ただ二人は在りし日々の未来へ繋がりたいだけ 其れは誰の真実? 君の側でせめて二人、真実を知らないままで 夜を越えて、夢見て やがて二人目覚めたなら、、、 新しい世界を告げる謌を重ね合わせて