果てしなく続く青空を見上げていた 何も映すことないとても虚ろな色 それなのに何故だか輝いて見えるのは きっと君がそばで笑ってくれるから いつまでもずっとひとつでいられる 小さい大事な願いを 風に託して届けに行こう 気高く、白く輝いて 雲を駆け抜けるよ 悲しい痛みのいらなくなるところまで そしていつかこの長い長い時を越えて 誰も知らない二人の場所を見つけよ 白くて柔らかい翼をはためかせよう 信じればどこへでも飛んでいけるんだから 怖がることなんてなんにもないよ 小さな大事な願いは ぼくが必ず叶えてあげる 孤独と脆さと優しさで編み上げられてる 折れそうな体をずっと抱きしめていた やがて氷のように冷たいその右手は ぼくらの白い鳥を解き放してゆく 繋いだ手を離さずそのままでいてほしいと 心に底から思いつづけているんだ そしていつかこの長い長い時を越えて 誰も知らない二人の場所へ還ろう