追い風に吹かれる俺達は 魂の行方も知らぬまま 立ち尽くす夜明け 振り返りもせずに足音を今 急いで 急いで 地面を 鳴らした 転げて この目は 涙を 堪えた 急いで 立とうと 睨んだ 地面に その一滴で あと一滴でと いう蕾 くれてやるよ 枯れんなよ 悲しみの行方を知らないか それを忘れる事も悲しいが 記憶に今が追いつかれぬ様に 足跡は要らん 足音を今 急いで 急いで 地面を 鳴らした 転げて この目は 涙を 堪えた 急いで 立とうと 睨んだ 地面に 哀しい色の花 急いで 急いで スピードを上げた 悲しい 全てに 捕まらぬように 急いで 急いで 急いで 転んだ その時 過去が呆れて笑って 枯れんなよって負けんなよって