[lr:まもも] [co:まもも] [ag:まもも] [00:21.10] [00:28.60]風が吹けば、身を委ねて駆けていた [00:38.44]いつか、理に出会った日。 [00:44.69] [00:44.91]いろんなおかしさを、昔は受け入れられた。 [00:57.51]無数の思いでを、自由に、身軽にさ。 [01:08.53] [01:08.87]幼い頃、笑い合う僕ら、 [01:16.52]確かにいただろう。 [01:21.34]時間さえ忘れて、立場さえも忘れて。 [01:34.01] [01:34.54]そこにはずっと、変わらないものが、 [01:42.11]確かにあったろう。 [01:46.93]年をとった僕らは、それを、見つけられなくなっていた。 [02:04.25] [02:20.64]風が吹けば、飛ばないようにと避けた。 [02:30.36]嫌いなものばかりが増えた。 [02:36.63] [02:36.85]いつしか、ささいな疑問も、口にできなくなって。 [02:49.73]胸躍るような日々、自分で、遠ざけた。 [03:00.39] [03:00.69]ここにはずっと、変わらないものが、 [03:08.57]いくつもあるのに。 [03:13.37]年をとった僕らは、探せたくなってた。 [03:25.78] [03:26.26]いつか君も、僕の背を越して、 [03:34.17]大人になるだろう。 [03:39.06]くすんだ眼で物事、斜めに見ることしか、できなくなってく。 [03:55.45] [03:58.28]葉は落ちて、木は芽吹く、四季は巡って [04:07.77]冬が来て、時は進み、それでもさーー [04:20.21] [04:20.68]それでもずっと、変わらないものが、 [04:28.59]確かにあるなら。 [04:33.40]いがみ合うことなく、奪い合うことなく、 [04:45.98] [04:46.35]そこにはきっと、笑い合う僕ら、 [04:54.20]確かにいるだろう。 [04:59.04]どんな日々でさえも、大切なものにできるだろう。