作曲∶六歌 作词∶六歌 鈍いナイフを振りかざす  想像上の木偶の影 苛立ちを隠せないから  ずっと膝を抱えてた 何も期待通りにできなくて  夢も見なくなった 声は途切れて 逆さまに落ちた  足下にはいつか置き去りの花が咲く 疲れ果てた僕はそっと  別れ告げて飛び立つだけだろう どろどろに溶かして 無為な希望を見せないで  眩む直視に潰れそう 悪気のない誠実さは  全部正義と言うのかい? 多分 疑いもしなかっただろう  溺れる魚の事 君が壊した 綺麗に包まれた  作り物はなんてくだらねぇ嘘塗れ ノンフィクション 押し売り達  美談は死に方までも 教えてくれるだろう  僕の形も勝手に決めて もう形無し 逆さまに落ちた  足下にはいつか置き去りの花が咲く 疲れ果てた僕はそっと  別れ告げて飛び立つだろう 崩れ落ちた 木偶の影が笑う  げらげらと音もなく ありがとうと告げた後に  僕も目を閉じて眠りにつく 世界は平和だらけ