ふと考えました 未来がもしも見えたって 見えてしまった瞬間に それはもう過去になっちゃうなぁ そして考えました 過去はどこにあるんだろう 大好きだったあの人 今は何処にいるのかな 私が思うにさ 人は便利に出来ていて 昨日怒ってたあの子も 何も無かったように笑うんだ ますます謎だなぁ 何処へ行っちゃったんだろ 「もういいかい」って言ったって 何も聞こえないよ ねぇ明日がひとつやって来ては 昨日を落としてしまうんだ 生まれてからの全ての記憶 端から零れ落ちてくんだ ねぇ それならいつか何もかもが ただ消えていくだけなのかな 確かに好きだと思った事も 思い出さないようになっちゃうのかな (そんなのもう聞き飽きたんだ) 誰の心にも器があって 限界量が決まっていて 大事なものが傷付かないように 皆が過去を忘れていく それならいつか私の心には 良い事だけが残るはずで なのに それなのにどうしてこんなに イヤな事ばかり覚えてるの 何処へ行っちゃったんだろう 思ったんだけどさ 人は案外不器用で 助けて欲しい時ほど 「大丈夫」なんて言って後悔して もうワケ分かんないなぁ 何を期待してんだろう 「もういいよ」って言われると なんか傷付くんだよ ねぇ そうしてずっと歩いてきた 気付けば遠くまで来ていた 眠れぬ夜も寒い朝も 痩せ我慢で越えてきたんだ ほら あそこに転んだ跡が一つ 二つ三ついやもっともっと 何でもないような毎日だって 傷だらけだったじゃないか (ずっと前から気付いていた) 生きてるのなんか当たり前だから それだけじゃ見向きもされないよ 頭使って人を蹴落としたら 拍手を受けるような世界 それならいつか私の心には イヤな事だけが残るはずで なのにそれなのに どうしてこんなに 君の笑顔は優しいんだろ 忘れたくないよ ふと考えました 未来がもしも見えたって 見えてしまった瞬間に それはもう叶わないよな だってそうでしょ ゴールが分かってしまったら 後はそれをなぞるだけなんて 超えられないなんて 君の心にも器があって 大事なものが詰まっていて 誰もがそれを必死で守るから 誰もが過去を忘れていく それならいつか私の心には 良い事だけが残って欲しい なのに それなのに どうしてこんなに 涙が溢れてくるんだろう 生きてるだけじゃ褒めてくれないから 死ぬほどもがいてまた泣いて それでもまだまだ分かり合えなくて 傷つけ合ってしまう世界 でも 君が何となく笑う今日は いつか誰かの過去になって それが誰かの光になるんだよ ああ ねぇ ほら 下らなくてもいいから もう一度 探そう 今を