春の陽は 優し過ぎた あの子はきっと どこか遠くへ 夏の夜に 見せてくれた 鮮やかな傷 生命の輪廻 変われないよと笑っていた つられて僕も笑ったような 街はとても寒かったような もう掠れ始めた記憶を辿る 完全だった頃の世界で 君はいつまでも子供ままで なり損ないの僕を見つめて 代われないよと笑っていた さよなら いつか終わった後で また会えますように ああさよなら だけど君の笑う顔が ずっと離れないままで 奇麗な水がただ流れて 薄汚れた配管を通る時 視界の隅に映るのは誰 突然泣きたくなるのは何故 生まれ落ちた瞬間などとうに脳から消えて いつか来る終わりに怯え震えてゆく手と足 君が見ていたその先はさ 本当にこんなものだったのかい? さよなら いつか終わった後で また会えますように ああさよなら だけど行き着く場所なんて ずっと分からないままで さよなら いつか 終わった後で また 会えますように ああさよなら だけど 君の笑う顔が ずっと離れないままで La la la...