今年最後の雪の日 なぜか長く感じた 流れる景色が見たくなって 曇った車窓を開いた 微かに残る冬の足跡が 僕の胸を誘い出す "Le Bouton"小さな丘の上に咲く 春の行方を探してる 揺れた数よりも 幸せになりたくて 夜の海を流れる どんなに笑ってみても なぜか涙が止まらない とめどなく溢れる記憶 揺れる景色に流される 静かに止まる汽車の窓に そのまま映る淋しさ 夜明けの光がホームを照らし 気付く冬の終わりは どんなに笑ってみても なぜか涙が止まらない とめどなく溢れる記憶 揺れる景色に流される 今年最後の雪の日 淡く景色も色づいて 今年最後の雪の日 なぜか長く感じた