ほんの小さな蛍が 僕の中で廻って 胸が痛むのは 諦められてないから 声にしたよ 薄闇の帰り道の踏み切り 列車に掻き消された 「輝きたい」 目を閉じても暗闇 しか見えなくなったのはいつから? それでも闇の中 輝けない蛍がいるんでしょう 「光って???!」 忘れないんじゃなくて 忘れられない 思い描いた憧れだけか それが生きる意味 これが繋ぐ意図 一番の想い出をお守りにして 僕では どうしようもない 僕 を 笑わないで 蛍火 忘れたら駄目だよ 悲しくても 痛んでも あの日の決意の声を 歌う 心からの声で 僕という 主人公を この想いを願いと呼んで 願いを誓いに変えて 泣きじゃくりながら 進む事が出来たら だらしなく放ってしまった 最後に残ったのはいつか 何かを掴む五本の指だ ほんの小さな蛍が 僕の中で光って 醜い姿を照らし始める 愛してるんだ 大好きなんだ 諦め切らずに生きるんだ ぐちゃぐちゃの顔から ぼたぼた 涙 落ちて 蛍火 限りあるからこそ 愛しいんだ 世界が生きてゆける 蛍火 存在しないかも 螢火 知れない未来を祈って 蛍火 運命の糸 照らして手繰るのは 君にしか出来ない 蛍火 眩しさと笑顔で 細めた瞳で ずっと 光を 見つめて