ランドスケープ 歌:monet 明け方空に舞った銀色の雫が 閉めきっていた窓を音もなく叩いた 心に溢れる希望があるけど 新しい風景に僕は立ちすくむ 例えば今、蝋の羽を背中に纏っているとして 太陽まで届くことを信じられる? でも行くんだ 未来へ 冷たいコーヒーに入れたミルクの雲が 少しの間僕の思考を支配した 形を変えてもそこにあって消えない 希望のあり方にいつも惑わされる 例えば今、迷宮の地図を手に入れたとして その最中で持つモンスターに立ち向かえる? ただ心は 未来へ 雨を払って咲く花 その姿を すぐに散る儚さに例えて でも行くんだ、何があっても逃げない覚悟だけをして それとも胸を焦がす景色を知らずにいる? その果てから目を細めてさらに遠くを見てみるよ 想像する時 心はもう歩き出している 羽が溶けたって 地図が無くたって さあ行くんだ 未来へ