[00:01.40]会話のない客車を あてどもない素振りで [00:13.96]古い日々の記憶が羽のように漂う [00:26.81]いつもと同じさ 僕を覆う世界は [00:39.43]何も語りはせずに 音もなく忍び寄る [00:49.77]浮かぶネオンサイン 窓辺の嘘 [01:04.55]宇宙の底で息を潜めた [01:12.68]終わらない悲しみの音を 僕はたしかに聴いたよ [01:26.71]冷たい夜の光は優しい それだけで [01:38.18]気づかずに過ぎる街を誰が想うのだろう [01:52.12]冷たい夜の光に照らされて [02:02.88] [02:12.15]コーヒーの染み跡が残る便箋の上には [02:25.00]言いそびれた言葉が 放り出されたまま [02:38.34]いつもと同じかい 君の暮らす日々は [02:50.78]眠りにつくまえには 優しい口付を [03:01.19]冬の幻は 遥か春か 忘れてしまった遠い日の歌 [03:23.84]とめどない静けさが 空に鳴り響いたよ [03:38.04]冷たい夜に心奪われて 揺れていた [03:49.44]錆びついたこの想いを そっと 誘ってくれよ [04:03.34]冷たい夜の光よ このまま [04:18.53] [04:37.56]終わらない青春の歌を 一人 口ずさんでは [04:51.50]冷たい夜の光に歌って どこまでも [05:03.10]見知らない土地の風は いつかの香りがしたよ