人が生きる物語を遥か彼方から見下ろし 巡り巡る季節の果て 愛の理を知る 誘いが代わる代わる訪れた 戯れに 力試す言葉 有り触れた紛い物をすべて退け いま一度 孤独に浸ろう 人が生きる時の迷路 月夜に照らせば箱庭 恋の文を書き連ねて 限られた命を磨り減らす 清らな月影の下 花開く白妙の心 遥かな契交わして涙流す宵の調べ 闇を裂き やおらに来る迎え人 地の身子に抗う術はなく 壁を成す強者らを組み伏す風が 冷徹に別れを促す 人が建てる栄華の城 月夜に照らせば砂山 黄泉の川に身を委ねて 不確かな祈りを繰り返す 数多の星屑の下 花散らす白無垢の心 彼方の都へ帰る運命告げた宵の調べ 人が生きる時の迷路 月夜に照らせば箱庭 恋の文を書き連ねて 限られた命を磨り減らす 清らな月影の下 花開く白妙の心 遥かな契交わして 涙流せば 数多の星屑の下 花散らす白無垢の心 彼方の都へ帰る運命告げた宵の調べ