まにまに [04:08.14 难破津に咲くや この花 冬ごもり 今を春辺と咲くや この [01:29.02 もろともに あはれと思へ 花よりほかに 知る人もなし 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける 春过ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 云のいづこに 月宿るらむ 今来むと いひしばかりに 长月の 有明の月を 待ち出でつるかな 滝の音は 绝えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ闻えけれ 村雨の 露もまだひぬ まきの叶に 雾立ちのぼる 秋の夕暮れ このたびは 币もとりあへず 红叶の锦 神のまにまに かささぎの わたせる桥に おく霜の 白きを见れば 夜ぞふけにける 天つ风 云のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ 花さそふ 岚の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり [03:52.85 [03:57.87 咲くや この