遊歩道の空 揺れた まだ五分咲きの 桜色 寂しげに浮かぶ オレンジの夕日 「笑って・・・」涙を 堪(こら)えては 強がることから 始まる夢を 描いてた 「さよなら・・・」に吹かれても 負けない 花になろう 願い合う 約束と 温もり 抱きしめて 胸に降る この 雨 カーテン越しに見てた 新たな今日の 光たち 戻らない昨日 教えていたね 「元気で いますか?」空風(からかぜ)が そう云う気がして 夢の背中を 押してるよ どこまでも つづく道 それぞれ 歩む街 真っ直ぐに 進めたら また ほら 逢えるから 聴こえるよ いま 声 忙(せわ)しのない 日々を越え 遊歩道 ヒトリ 見上げれば 蕾(つぼみ)をつけた夢が 綻(ほころ)ぶだろう 「さよなら・・・」に吹かれても 負けない 花になろう 願い合う 約束と 温もり 抱きしめて 虹になる この 雨