[00:19.64]「英雄と呼ばれた男 [00:22.20]軍人として高みに登り詰めた男 [00:26.54]だが、男は忘れ去られていく。 [00:30.90]錬金術、酒、悪魔、男色 [00:36.44]怪しげなものにはまり込んでいく」 [00:42.96]幾度に捨てられようとも [00:47.03]私は求めるのさ [00:51.12]それが例え幻でも [00:55.45]悪魔が見せたものだとしても [01:00.04]黒い蝶は舞い光る [01:01.96]逃げられない心に [01:04.17]麗しゅう日を見せる甘い罠 [01:08.78]乙女が駆ける神の国 [01:15.11]「恐れることはない、神の元に!」 [01:17.91]最後の審判はためく [01:22.12]我等の偉大な戦果 [01:26.26]光の中にすがりつく [01:30.47]手を伸ばす [01:34.65]だがそれは幻影 [01:38.69]乙女は戻ってこない [01:42.81]揺らめかせ 煌めかせ [01:44.89]絡め取られて [01:47.97]一人踊る狂気の男 [01:56.66] [02:07.86]「触れれば光の屑となり散る黒い蝶、 [02:11.91]その光は男に幻影を見せた。 [02:16.71]乙女が生きていた過去を、 [02:19.46]男と共にあった過去を。」 [02:23.62]「男は求めた [02:25.84]戻りはしない時を [02:28.04]だが過去と言えど、 [02:29.71]時は進む。 [02:31.67]蝶は見せる、 [02:33.70]男が否定したいその時を」 [02:35.72]「それは崇拝した乙女の死」 [02:37.37]「男は苦しみをもとばす」 [02:38.98]幾度試されようとも [02:42.87]私は帰っていたの [02:46.60]それが例え強欲でも [02:50.84]理不尽な仕打ちだとしても [02:55.15]黒い蝶は舞い光る [02:58.78]帰られない過去の檻 [03:02.96]乙女が叫ぶ日の中で [03:07.68]「あぁ、神様」 [03:13.04]最後の審判は下る [03:17.34]無慈悲な人の欲望 [03:21.77]闇の中に絡められ堕ちていく [03:29.72]あぁ、それは現実 [03:33.65]乙女は戻ってこない [03:38.05]揺らめかせ 煌めかせ [03:40.17]絡め取られて [03:42.26]一人惑う狂気の男 [03:46.36]揺らめかせ 煌めかせ [03:48.55]踊り狂って [03:51.48]一人狂う孤独な男 [04:00.34]「蝶は乙女の声を囁く [04:03.11]どれだけ逃げようとも男に触れる黒い蝶 [04:06.27]乙女の声が [04:08.04]男を追い続ける」 [04:11.09]「あ、こんな世界なら [04:14.77]消えてしまえ」 [04:18.23]