雨上がりにきれいなこの色 ぶとした隙に気がつく 窓ガラスを伝い落ちる滴 世界に人みたいな 空想をもてあそんでいた 絵筆の先吸い取った 雨音、今日の空気 思っている色にはまだ巡くて だけどそれでもいい 雨上がりにきれいなその世界は ほら キャンバスの上にもある 僕の目に映る形 静かなほど聞こえる 頭の中心のざわめき 絵第を握っている時 雑音は音楽になった 水たまりではしゃぐ子供と 反射する光が 僕の耳をくすぐるように 夕暮れから夜にかけて開いた ああ 匂い立つ花は白く 僕の目を引く色彩 そっと語ってくるような 優しい今日の空気 洗い流した絵の具の描くマーブル すべてが美しく そうして僕は色を重ねる ほらキャンバスの上で踊る 新しい今日の形