「Invert」 足音から 遠くに消え 立つ場所さえ 見つからぬまま 裏腹だけが隣合わせて 迷いはとうに過ぎ去った 鏡に映る白い顔と 赤い眼差し 深く染まる空はまるで 鼓動揺らす 海に見えた 爪痕だけ残したまま 描き出した そのカタチ 逆さまの地の果てで 軽やかに踊って 何もかも欺いて 響くように笑うの invert… 午前二時が背中をさす 秒針さえ 左回り 塗り替えてく 異変させて 彩られてた その過去を 鏡に映る 白い顔と 赤い眼差し 生み出された猜疑心と 繰り返しを拒む 自我達 沈黙だけ 置き忘れて  見据えだした そのカタチ 逆さまのこの夜に 軽やかに踊って 何もかもを欺いて 響くように笑うの 止めどなくこぼれ落ちた 感情が駆け出して 高らかな幻想郷へ この手が届いたら… 鏡に映る 遠い日の記憶が 迷いを忘れ 弱さも忘れ 逆さまに進む世界で 軽やかに踊って 何もかもを欺いて 響くように笑うの 止めどなくこぼれ落ちた 感情が駆け出して 高らかな幻想郷へ この手が届いたら… invert…