壊れかけた 時計の針 ただぼんやり眺めた 重い口を 軽く開き あなたは私に聞く 「夢の中はどんな感じ? 君がいるの? 僕がいるの?」 「夢の中は なにもないさ 残るのは空しさだけ」 夢見る 時間を 惜しんだ あなたは 大事な 人さえ 瞳に 映さず 孤独を 感じる 心も 持たずに 離れた 悲しい 2人の 物語ね 縮まらない 二人の距離 ただ追うのも疲れた 気だるそうに 口を開き あなたは私に聞く 「夢をみれば 幸せなの? 君と僕に 必要なの?」 「夢の中は なにもないさ 残るのは空しさだけ」 夢見る 時間が 欲しくて 私は 大事な 物だけ 見つめて いたくて 何度も 何度も 夢見る 私は あなたも 見えない 悲しい 物語ね