琥珀の風が行き交う(半透明の月が竚む) 消えゆく街灯と二人(東の空に射し込んだ光) 斜めの空を見上げて(若草摇れて波の音届く) 夜明けに焼けた影法師伸びる どこまででも... 琥珀の風が行き交う 消えゆく街灯と二人 琥珀の風が行き交う 消えゆく街灯と二人 消えていった夕暮れ 一人ぼっちの月影 いつの間にか迎える 夜の寒さに怯えている 言葉を交わす相手さえも 夢の中へと潜り込む 溜息だけが響いている 暗がりの外 逃げ出したい 琥珀の珠が差し昇る(空気の色を赤に染めていく) 水面で躍る陽光(寂しがりな夜に別れを告げる) 飛行機雲を眺めて(醒める世界の目覚まし時計) 夜明けに焼けた影法師伸びる どこまででも... 琥珀の風が行き交う 消えゆく街灯と二人 琥珀の風が行き交う 消えゆく街灯と二人 有りもしない人影 意識の隅かき消して きっと明日も射すはず 朝の光を待っている 幼い頃は恐れていた 名もない夜の孤独感 いつから一緒に暮らしてる 暗がりの部屋 抜け出したい 琥珀の風が行き交う(半透明の月が竚む) 消えゆく街灯と二人(東の空に射し込んだ光) 斜めの空を見上げて(若草摇れて波の音届く) 夜明けに焼けた影法師伸びる どこまででも... 琥珀の珠が差し昇る(空気の色を赤に染めていく) 水面で躍る陽光(寂しがりな夜に別れを告げる) 飛行機雲を眺めて(醒める世界の目覚まし時計) 夜明けに焼けた影法師伸びる どこまででも...