[00:00]歌词提供:迷途黑猫-橙 [00:07]蓮子:「メリー、メリー、マエリベリー、メリークリスマス!」 [00:12]メリ:「蓮子、帰っていいわよ。東京に」 [00:16]蓮子:「あれいきなり冷たい!?」 [00:18]メリ:「寒いのは気温だけで充分よ。 [00:20]第一、ちょっと気が早くないかしら」 [00:23]蓮子:「いえ、いつも遅刻ばかりだから、 [00:26]たまには気分だけでも急いでみようかと思って」 [00:28]メリ:「今日は三分と十三秒の遅刻よ。 [00:31]それても、クリスマスに300日くらい遅刻?」 [00:34]蓮子:「でも、今日はちゃんとお土産もあるのよ。 [00:37]はい、カフェオレ」 [00:39]メリ:「生暖かいわ......でも、ありがとう。 [00:42]缶コーヒーと駅前で乾杯なのが哀しいけれど」 [00:46]蓮子:「学生らくしていいじゃない。」 [00:48]メリ:「喫茶店はちょっと遠いから、呑みながらいきましょ。 [00:52]雪も降ってきたことだし」 [00:53]蓮子:「あら、いつの間に」 [00:56]メリ:「ぼーっとしているから気づかないのよ。 [00:59]こんなに綺麗なのに」 [01:00]メリ:「蓮子のことを考えていて頭に入らなかったのよ」 [01:04]蓮子:「雪より私のほうが綺麗って言ってくれてるの?」 [01:08]メリ:「蓮子の頭は、クリスマスというよりはお正月ね」 [01:11]蓮子:「あけましておめひふう。 [01:14]私たちはこの冥い街でオカルトサークルをやっているの」 [01:18]メリ:「無理やりすぎる挨拶だわ」 [01:20]蓮子:「あけひふー」 [01:21]メリ:「ことくらい?」 [01:23]蓮子:「マエリベリー?メリー&ハッピーレンコイヤー!」 [01:26]メリ:「はいはい。楽しいことを喋っていないで歩きましょうね蓮子さん」 [01:31]蓮子:「寒いからテンションをあげているのよ。 [03:54]でも、雪も天然だと思うと貴重に感じるわ」 [04:00]メリ:「人工雪を降らせることもできるけれど、 [04:02]コストがかかってしかたないもの」 [04:04]蓮子:「でも自然の雪って空気中のチリが元になっているから、 [04:08]人工雪の方が衛生的には綺麗だそうよ」 [04:11]メリ:「夢のない話ねえ......」 [04:14]蓮子:「見るだけなら、どっちも綺麗で夢が溢れているけれどね。 [04:19]この場合は、夢が積もってゆく、かな」 [04:23]メリ:「溶けて消えてなくなるところまで、夢と一緒ね」 [04:27]蓮子:「夢を現実に変えるように、雪を硬めて雪合戦でもする?」 [04:32]メリ:「あったかい喫茶店の中から雪を眺める方が良いわ」 [04:37]蓮子:「ついでに甘いケーキもね。さぁ、急ぎましょーー」