揺れる 金色の音は 凛と 冷たく響く 揺蕩う 心の隙間へと まるで 刃のよう 黒白をつける扇子取り 踊る 宿命の舞 言の葉 紡ぐ事はなくて まるで 霞のよう 春が過ぎ 桜散り 夏が過ぎ 向日葵落ち 秋が過ぎて 菊が舞って 雪に姿変えた 白く冷たく咲いてる 雪と月と花びらは 舞踊る私 彩る幻想 たとえ全てを失い 孤独にただ身を灼かれても 輝き続ける 参つ 銀の髪を梳き 伍つ 優しい心 溢れる感情を抑えて 漆つ 振り払った 春が過ぎ 舞い続け 夏が過ぎ 魔物を狩り 秋が過ぎて 心朽ちて 凍る雪に変えた 繋ぎ契りを結んだ 星輝くあの日から 舞い踊る私 蝕む偶像 闇を斬り裂き続けて 爆ぜる空に夢落としても 今を信じたい 生まれ落ちた日から 右瞳宿す力 淡い景色写す魔瞳は はるか遠く観てた 白く冷たく咲いてる 雪と月と花びらは 舞踊る私 彩る幻想 たとえ全てを失い 孤独にただ身を灼かれても 輝き続ける 闇へ おわり