歪む闇夜に 覗いた月の渦 流れ込む吐息に 眼を覚ます私達 今宵獄は宴の予感 陶酔の集いへと 誘いましょう 揺らす網目に 囚えた雪の屑 熔け落ちる雫が 静寂に謳い出す 今夜世界は熱にうかされ ひとときの幻想に 身を任せるの さあおいで 輝ける糸を その手に掴み取ったなら ようこそ はぐれずについてきて 禁じられた境地まで 本能に正直にね すべての欲 解き放てば良いの どうぞ 罪深き精神を 手繰って絡ませ合ってね ようこそ 誰ひとり拒まない 共に踊り果てましょう