作词 : 季節P 作曲 : 季節P 夏風にそよぐ一輪の花の 伸ばしたはさきに溶かした空 子供達の行く風道の先に 深く芽を伸ばす名もない花 雨の日も風の日も変わらぬ場所で 見ないよう思って空に隠す いつか並んで走り抜けた二つの影 追いかけ出た 夏の終わり秋の香り 季節は巡りまた繰り返す だれの目の届かぬうちで ひっそりと落ちる …music… 春色に染まる一輪の花の 芽吹いたはさきに溶けだす雪 子供達はみんな大人になれんの 同じ場所に咲く名もない花 嬉しいも悲しいも変わらぬ祈れ 見つめる空はあまりに広く いつも日もまた同じふたりの手を握った幼い影 冬の終わり春の香り 季節は巡り積み重なって だれひとり知らぬ時に ひっそりと眠く …music… 時を重ね季節は過ぎ 何度目の花が落ちるように 駆け抜ける二つの影 また夏の季節 おわり