瞳(ひとみ)とじれば頭(あたま)に浮(う)かぶ 瞼(まぶた)の裏(うら)焼(や)き付(つ)いたその横顔(よこがお) 枯葉(かれは)散(ち)りゆく空(そら)を仰(あお)げば 通(とお)り過(す)ぎた季節(きせつ)だけ 呼(よ)び覚(さ)ますわ 一(ひと)つ二(ふた)つと拾(ひろ)い集(あつ)め 涙(なみだ)にかわる頃(ころ) この雪(ゆき)溶(と)かして ただあなたへと 会(あ)いに行(ゆ)きたい 何処(どこ)へ行(い)ったの? 街(まち)を歩(ある)けば あなたによく似(に)た 薄茶色(うすちゃいろ)のマフラー、 黒(くろ)いコート 見(み)つける度(たび)に痛(いた)む胸(むね)は 止(と )まることを知(し)らない 川(かわ)のように 巡(めぐ)り巡(めぐ)ればいつの日(ひ)にか 一(ひと)つになれる日(ひ)を 夢(ゆめ)に見(み)ながら また今夜(こんや)も一人(ひとり)眠(ねむ)ってる 帰(かえ)りたい帰(かえ)れない もう道(みち)はない 戻(もど)りたい戻(もど)れない 何処(どこ)にも 夜空(よぞら)旅(たび)する流(なが)れ星(ばし)に 変(か)わるその時(とき)には ちりばめられた星(ほし)の中(なか)に あなたを見 (み)つけだせますように