夜が明けぬ様に何も見えず 進まぬ時の中どこへ行けば 大きな流れから逃げる様に 全てが背く様にこの手離れ あの日から信じられずこの力が 独り見えない壁へと向かいもがき続け 過去は虚しく輝き続け悔いを拒み <夢でさえ> 今は崩れた誇りの中で生き続けて 孤独は強さだと奢った日の懐かしさに まだ誰かを頼る術さえもわからず <優しさ信じられないと心閉ざして> 全てが偽るのなら嘘にさえ縋ろう <ただ独り求める答えはどこにあるのか> 信じるものが無いなら心貫くだけ、と唱える様に <その手がかりさえも見つかることはなくて闇は続く> そしてどこまでも彷徨えばいい 同じ場所で<独りきり> 何も答え導くものなどありはしない<どこへ向かうのか> 今魔法が解けて一人歩きの偶像が この孤独の果てで塵と消える <全て嘘だった様に何も残らずに> 抗うこと出来ず涙流れ ただ立ち尽くし続けても 涙を絶やせるのなら愛にさえ縋ろう <まだ間に合うのなら包む優しさ求める> 気高さの欠片も無く惨めでも構わない <そっと孤独の冬をとかして欲しいだけで> 望みを叶えるのなら神にさえ縋ろう <まだ振り向くのなら深き慈悲に感謝を> 築き上げた過去が今音もなく消え去っても構わないから <この無限回廊の出口を示すだけで構わないから>