[ti:万年置き傘にご注意を] [ar:君の美術館] [al:ataraxia – 願うは儚き幻想の –] [au:Cherose] [00:34.00]どこなのかわかりもしない [00:40.09]ただ流され置き去られたこの場所が [00:47.70]雨雲が消えることなく [00:54.77]瞳の奥淀ませるのはどうして [01:02.36]無数の願望がかき消されてゆく [01:09.75]ただそばにいたいと想うだけなのに [01:17.12]雨が降っても気付かれない [01:22.06]終に訪れた最悪の結末 [01:31.52]代わるものはいくらでもある [01:36.84]それでも忘れられる孤独をわかって [02:01.20]気付いてよ 焦る結果は [02:08.23]無表情な反応をただ生み出し [02:15.91]心が空になる 同じ繰り返し [02:23.24]望めば望むほど傷は深くなる [02:30.44]雨の中寄り添って歩く夢を見れば [02:37.65]覚めないで願うほど虚じく [02:44.91]風が頰を撫でて起ければ [02:52.32]広がる青空に溜息が零れる [03:00.61]次から次へ巡り 今は何にも期待はせずに [03:14.36]いっそ壊れてしまえばいいと祈るけと叶わない [03:31.87]誰も知らない場所に独り流れ [03:38.66]音も無く消えると思ってた [03:46.41]そして巡り合う温もりに [03:50.85]涙落ちてゆく過去を洗い流し [04:02.81]きっと捨てられることはない [04:07.27]疑う気持ちも不思議と無くなる [04:16.03]雨雲が陽光に溶けてゆく