追いかける夢にはいつしか 禁忌の匂いがこびり付いて離れず どこへ向かう 歩んだ道には 摸造の景色がただ広がるだけ 歪む真実の姿を 独りではまだ掴めずに 誰かが手を差し伸べることなく 偽りだけ口をついて 馴れ合う言葉はいらない 空しく響く 想いを隠せば意味はないから 求める答えは閉ざした心の中に 覗いた深みは何を映すのだろう 繰り返した創造の思索が 辿り着いた場所はひとつ いつからわっていたのか? 足りないものは 遥かな過去へと想いを馳せて それでも掴めぬ魂 見えることなく 独りの世界はいつ終わるのだろう 全ては異なる無数の意志を宿して 世界を広げる 永久に 「この身は器に過ぎない」 真理を抱き 追い着く心の形へ いつか孤独に芽生えた私の哲学にそが 望んだ魂さえ作り出すのだろう 独りの世界から