作词 : 大槻ケンヂ 作曲 : 筋肉少女帯/大槻ケンヂ ある日さみしい少女が 沼のほとりで死んだ 孤独の日々に耐えかねて 一人ぼっちで死んだ だけど密かに彼女のこと 愛していた者がいた 一人さみしい男だけが 声には出さず泣いていた はるか遠く高くで 男の泣き顔 物憂げに見つめていた レティクルの神様 そしてさみしい少女の弔いの席上で 共に学んだ娘たちが インチキの涙流す 話したこともないくせに さも仲良しだったように だけどさみしい男だけは 声を出さずに泣いていた その時突然に男は思った ティクル座の神様に 心込めて祈ろう 望み叶え給え 総て燃えてしまえ みんな同じになれ 誰もが漂うみじめな灰に還れ 一部始終を見ていた レティクル座の神様 ならば哀れな者共を 永久にひとつにしてあげよう 神様は火の矢を放つ 5100度の炎 弔いの席は火の海 本当に泣き出す娘ら まるで地獄のような苦しみの中で ほらさみしい男だけ 燃えながら笑ってる 望み叶え給え 総て燃えてしまえ みんな同じになれ 誰もが惨めな灰になるなら やつれた犬のように 死んだ虫のように 望み叶え給え 暗く深く果てない沼に沈むよ レティクルの神様 どうもありがとう 炎に消えていく 皆一緒に 人も 虫も 夢も 月も 靴も 町も 薔薇も エメラルドも さみしい少女も さみしい男も 総て燃えてしまえ みんな同じになれ 望み叶え給え 誰もが漂うみじめな灰に還れ