作曲:ミト 作詞:原田郁子 思い出せば前ぶれは確か 自転車のってやってきた 背中に飛びきりの陽を 浴びながら 追いかけても逃げてった クジラ雲も今日なら 頭の上でまだ こちらを見てる 笑いながらね チューブ踏んづけて 飛び出た色は 洗っても洗っても 落ちなかったけど ライチの実を ひとつほおばって にごったもやもやと さよならできたら すれ違う人や 道に咲く踏まれそうな花びらも あぁ すてきにみえる 誰かにまた会いたくなる 草むらにねころんで さぁ物語はじめよう パンと蜜をめしあがれ まぶしくて目を ほそめてるすきに 小さなぬくもり 入り込んだ とうとうわたしにもその 日が来たのね 秘密のマシーンの スイッチひねって すべてはついに動き出す 歯車ガタゴトまわるみたいに おびえながらも あせた色のしみや 古いキズは こすってもこすっても 消えなかったけど いつかはみんなおいしくなって じっくり煮込めば さよならできるね すれ違う人や 道に咲く踏まれそうな花びらも あぁ すてきにみえる 誰かにまた会いにゆける? 草むらにねころんで さぁ物語つづけよう パンと蜜をめしあがれ さよならできたら すれ違う人や 道に咲く踏まれそうな 花びらも あぁ すてきにみえる 誰かにまた会いたくなる ゆりかごみたいに ゆられるまま寄りそって ねむの木に手が届くまで