作曲 : 薬師寺寛邦 作词 : 田中まさや/山田ひろし 君の帰りを待ってる部屋で 蛍光灯に照らされる ただいまと言う おかえりと言う 真夜中過ぎの合言葉 二十四色のネオンサインに 染められたり掻き消されたり 君の温度を感じる時に 僕はようやく生きている 幾億の今日に置き去りにされて 微かな足跡も残せないでいて どうか僕の今日が 消えてしまわぬように やさしい接吻を せがませて 半透明の笑顔を浮かべ 狭いベッドに寄り添って 半透明の体を重ね 貪るように確かめあう 固い物だけで造られた街に 僅かな傷跡も残せないでいて だから僕と君は 傷つけあうのだろう 透明にならずに生きるため 妄想癖の少年天使を止めた少女 月だけがふたりを見ていた そっとそっと 真っ白な光だけを 幾億の今日に置き去りにされて 微かな足跡も残せないでいて どうか僕の今日が 消えてしまわぬように やさしい接吻を せがませて 幾億の言葉生まれては消えて 確かな約束も渡せないでいて どうかふたりだけは 消えてしまわぬように 神様お願いです 守らせて