作曲 : 折戸伸治 作词 : 城桐央 目覚めの朝 かごの中で君だけを見る 「おはよう」さえ 傷つける道具でしかない 誰もがいる人の海で 息さえつけず 「助けてよ」と叫ぶ日は来ない くすんだ赤い髪留めはしるべだよ けれど君は何もかも 忘れたようにすれ違うだけで 世界はとても綺麗で とても優しい そう信じてた君のまなざし いつかの約束のために 我慢できるから そう信じてた名を呼ぶ君 それだけが僕のいる理由だよ まどろむ夜檻の中で その意味を知る 言いたいこと飲み込んで ただ俯いてる 誰も来ない部屋の中に 君だけひとり 「おやすみ」を言える日は来ない 上手く焼けないケーキのような 不器用な日々 けれど伸ばそうとした 手の先には何者もいない 世界は綺麗でもなく 優しくもない そう信じてる君の言の葉 ここにいてもいいよねって それだけでいいから そう信じてる名を呼ぶ君 それだけが僕のいる理由だよ 世界はとても綺麗で とても優しい そう信じられる君の微笑み いつか過酷を越えて 未来を手に入れる そう信じられる名を呼ぶ君 叶わぬ夢見だと諦めてた でも今はその願い想い 君と手を取って 弱い僕たち でも優しい日々への決意 そう信じてるそれっぽっち 僕たちが手に入れた理由だよ