作曲 : 40㍍P 作词 : 40㍍P 時計台のある街に、 歌うことが大好きな 少年が住んでいました。 弱虫な少年は、 自分の声に自信が持てず 人前で歌うことができません。 少年と魔法のロボット それを見た博士は毎晩眠りもせず、 少年のために作ります。/ コトバとメロディーを 教えるだけで、ほら。 思い通りに歌う魔法のロボット。/ 「キミが作った音楽を ワタシが歌い上げるよ。」 目を丸くした少年は おそるおそる、ボタンを押しました。/ 少しだけ不器用な声だけど、 夜空に響いたその声は 確かに少年の心に届いていました。 届いていました。/ ..music.. その日から少年は 毎晩眠りもせず、/ ロボットのために作ります。/ コトバとメロディーを教える度に、ほら。/ 幸せそうに歌う魔法のロボット。/ 「僕が作った音楽を/ 誰かに聞いてほしくて」/ 目を光らせた少年は おそるおそる、ボタンを押しました。 少しだけ不器用な声だけど、/ 世界中に響いたその声は 確かに人々の心に届いていました。 届いていました。 「いつまでもキミの歌を…。」 いつしか季節は過ぎ去って、/ 少年も大人になりました。 あの時、教えてくれた歌。 ワタシは今でも覚えているから。/ 少しだけ不自然な声だけど、 夜空に響いたこの声は 今でもキミのその心に届いていますか?/ 届いていますか? 「ワタシの歌声、聞こえていますか」 終わり undefined