あと何十億回の呼吸を繰り返したら 宇宙の一部に還れる 諸行無常生の理を 誰も知らない覆せない 来世から頑張るよと息巻いた 愚かな知性の退化現象よ 諸を葬れ 行を捨て去れ 無に鎮まれ 常を欺け 現に華咲かせ 今日という日が憂鬱に満ち往くのを 他人の所為で片付け過ごす 自分が地味で冴えないのは 皆の見る目が無いから 皆が自分を避けるのは 自分が特別だから 人を呪わば身は滅ぶ 準備は良いか 覚悟を持つか 恐怖を断つ勇気はあるか 未練は無いか 真理を乞うか 其の眼に宿すは自由か したり顔評論家は持論翳す得意になり 責任持たずに喚いた 盛者必衰生の理は 人に等しく振る舞われた 妄想に浸かって生きる者が 沈黙の虚勢を張り続けている 盛に誘え 者に平伏せ 必に従え 衰に抗え 宴の夢散らせ 窮地陥る時だけ神に縋る 奇跡なら自分の手で掴め 言葉は時に自分に還り 五臓六腑に刺さる 誰かを君が嫌うならば 誰かも君嫌う 人は自分さえ認めない 準備は良いか 覚悟を持つか 恐怖を断つ勇気はあるか 未練は無いか 真理を乞うか 其の眼に宿すは自由か 罠に嵌ったウサギの様に日々を ただ震えて待つのはもう終わりにしよう 今日という日が憂鬱に満ち往くのを 他人の所為で片付け過ごす 自分が地味で冴えないのは 皆の見る目が無いから 皆が自分を避けるのは 自分が特別だから 人を呪わば身は滅ぶ 準備は良いか 覚悟を持つか 恐怖を断つ勇気はあるか 未練は無いか 真理を乞うか 其の眼に宿すは自由か