異邦人 (久保田早紀 1979) 柴田淳 「COVER 70’s」 詞:久保田早紀 曲:久保田早紀 子供たちが 空に向い 両手をひろげ 鳥や雲や 夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの 何も知らない私 あなたに この指が 届くと信じていた 空と大地が ふれあう彼方 過去からの旅人を 呼んでる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっと ふり向いて みただけの 異邦人 市場へ行く 人の波に 身体を預け 石だたみの 街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは 哀しみを もて余す 異邦人 あとは 哀しみを もて余す 異邦人