作曲 : 梶浦由記 作词 : 梶浦由記 愛(いと)しさはすぐ近くに 本当(ほんとう)は居(い)たのでした 冷(つめ)たい両手(りょうて)で 彼方(あなた)の頬(ほお)を包(つつ)み 長(なが)い旅(たび)を終(お)えたような 静(しず)かな安(やす)らぎ の中(なか) ひとりを悼(いた)んで 少(すこ)しだけ泣(な)きました Gloria 全(すべ)て世(よ)はこともなく 午後(ごご)の陽射(ひざ)し明るく 幸(しあわ)せの歌(うた)響(ひび)き 雲雀(ひばり)の丘(おか)は光(ひか)る 貴方(あなた)共(とも)に行(い)こうこの坂道(さかみち)を行(い)こう むせかえる歩度(ほど)薫(かお)る 若草(わかくさ)を踏(ふ)んで 果物(くだもの)の形(かたち)をしたま(あ)るい楽器(がっき)の様(よう)似(に 貴方(あなた)が奏(かな)でる 悲(かな)しみと喜(よろこ)びが 私(わたし)を洗(あら)い揺(ゆ)さぶり 痛みと慰めが今(いま) 貴方(あなた)を 愛(あい)せる心(こころ)をつくりました Gloria なにかやさしいものが 確(たし)かにここにあって 幸(しあわ)せの歌(うた)うたう その儚(はかな)さを行(い)こう 愛(あい)と希望(きぼう)のために 涙(なみだ)と贅(ぜい)のために 眩(まぶ)しい夜(よる)と 昼(ひる)のはじまりを踏(ふ)んで