細く尖った針が 体を突き刺し ガラスの横たえた羽 最後の光を放つ 琉璃に込めた祈り 閉ざされて 見られて 目覚めて 迷って 優しい指と ガラスの箱が これかれ唯一の世界 空を忘れて 動きを止めて 慟哭に溺れて 深い眼差し 真綿でくるみ 記憶さえも溶かしてく もう探せない 無駄に広げた 羽が夢に見てた世界