作曲 : wata 作词 : KOTOKO あの夏の日々は うろこ雲の向こう側 茂った夏草が 火照った頬を冷やす 大地を抱いていた 太陽に投げた 短い命の声が木陰で響いてる 僕等を見下ろしていた 黄色い花の笑顔 思うまま駆け回った 帰り道忘れるほど 二つの影ずっと明日を見てた 夕日の中で 手を振った記憶の風 通り過ぎてく 紙飛行機には 言えなかった君への言葉 川辺の水しぶき 逃げる麦わらの影 自転車放り投げ 夢中で追いかけた 泥だらけのひざ小僧 泣いた君が笑うと ずっとずっと一緒に いられるような 気がしてたのに 高い空うろこ雲が季節を運ぶ 涙の匂いをのせて 夏はまたやってくる 陽射しのなかで 揺れてた真夏の影を 君を追いかけて 今もここに立ってる あの日のように 手を振った記憶の風 通り過ぎてく 紙飛行機にはいえなかった 君への言葉飛んでゆく 風を背に握手をした遠い夏の日に 言えなかった言葉 今はあの雲の向こう側