[00:31.42]鮮やかな若草色辿る、一面の草原に [00:43.29]ただ一人 たたずむ影の奥 [00:49.78]夢見事の戯れ。 [00:53.52]ラララ、ラ… [01:07.31]水滴が 優しく足裏を撫でて行く、 [01:15.43]その心地。 [01:19.35]冷えて行く表面に煩い [01:25.22]温かな地に体、捨てて。 [01:32.12]「白無垢・一色(ひといろ)・種よ、育て。」 [01:43.04]巡り巡り行く命を繋ぐ不可思議さ [01:53.69]やがて朽ちゆく運命(さだめ)も、 [01:58.59]景色のように [02:04.00]「輝け」。 [02:13.60]うずくまり 呼吸を確かめる、 [02:19.68]後ろ姿を見つけ [02:25.40]宙を見る背の高い彼等は、 [02:31.71]モノクロを身に纏(まと)い、歩く。 [02:38.16]「重なる・二色(ふたいろ)・種が、育つ。」 [02:49.07]見霽(みはる)かす色に染まり行く世界の果てで [03:00.27]回れ、風よ、さあ回れ。 [03:04.15]草原よ、なびけ。人よ、ただ唄え。 [03:25.53]ル・ル・ル…ル… [03:32.16]ル・ル・ル…ル…ラララ [03:37.43]ラララ…ラ、ラララ…ラララ… [03:44.19]ラララ…ラ、ラララ、ラララ… [04:01.42]立ち止まり [04:03.84]命を確かめる、 [04:07.72]私の唄を、聴いて。 [04:13.40]輝きの中で色増す「人」の不可思議さ [04:23.94]故に、草原は続き、風はただ、回り、 [04:31.11]人はただ、唄い… [04:35.94]ラララ [04:37.46]ランランラ、ラ…ラララ… [04:49.41]ランランラ、ラ…ラララ… [05:12.16]by:白兰都林柏格