[00:00.00] 作曲 : RD-Sounds [00:00.83] 作词 : RD-Sounds [00:00.250]ふらりふらりゆれて、やがそは落ちゆく。 [00:07.050]ちいさな秋を踏みしめて。 [00:12.360]さらりさらり擦れては舞う、儚げに。 [00:17.880]他には何もなく。 [00:23.670]ーああ、ここはこんなにも靜かなのだと。 [00:28.880]ふと周りを見渡す [00:34.890]収穫祭の喧騷から逃げ出した [00:39.700]僕だけの場所 [00:46.320]…そのはずの場所 [00:48.980]紅い紅い錦を基調に [00:54.050]銀杏を塗した樣な髪 [00:59.300]どこかしら、寂しげな瞳が [01:03.010]どこか、虛空を見つめ [01:11.150]聞き知った童謠 [01:13.550]もはや季節外れに近い讚歌を [01:21.660]誰に聞かせようと言うわけでもなく [01:27.130]唄っている [01:32.820]誰かと、問う事もせずに [01:38.060]立ち尽くして [01:43.270]淡い、この感じ。 [01:48.540]目を疑うような幻想に [01:54.090]それは、人、恋し? [01:59.400]そんな視線を重ねた [02:05.350]もうそこまで来ていると [02:11.120]称える季節の終わりを [02:17.370]嬉しそうな [02:19.430]寂しそうな [02:22.790]そんな眼が伝えていた [02:30.820]深く深く溶け込むように [02:41.370]この景色のひとつへと [02:52.680]言葉では表すべくもなく [03:05.120]ただ見つめるばかり [03:14.330]淡い、この想い。 [03:19.570]終焉ってしまう季節の名殘に [03:25.370]思いを馳せて [03:30.430]そんな視線に捧げて [03:36.420]淡い、この感情。 [03:41.500]きっと触れてはいけないのだと [03:47.340]心が囁く [03:52.510]そんな視線に恋して [03:58.330]もうそこ来ていると [04:04.290]感じる季節の終わりを [04:10.470]ならば、一緒に迎えようと [04:15.840]その歌を [04:17.820]僕も、今、一緒に。 [04:22.980]口ずさむ。 [04:27.640]