君が残してくれた 水面のキラメキ映る 大人になっても 忘れられないよ いつも 川辺で待っていたんだ 流れ 同じ模様を作って 昼は 温かい木漏れ日でも 気配 隠してすぐに見えない 冷たい 手の温もりが 引いて暗闇を―― 朝陽が 昇って ぼくは気付かず去る 誰も いない 深い森の奥 そこで出会う 君とぼく 夢で 知った 蒼い目をした 君の優しさ 君が残してくれた 水面のキラメキ映る 大人になっても 忘れられないよ 君が教えてくれた 青葉のサザメク景色 大人になっても 忘れたくないよ ぼくは 言葉で伝えたいから ずっと 同じ場所で座ってる 夜も 月明かりに目をこらし 波紋 あらわれては息をのむ 小さい 身体で ぎゅっと 引いて水底を―― 水滴たれて ぼやける笑顔みた 記憶のなか 深い森の奥 そこで出会う 君とぼく どこへ行くの 手を振る君の面影消えて 君が残してくれた 水面のキラメキ映る 大人になっても 忘れられないよ 君がいてくれたから 思い出(が)たくさんできた どれだけ経っても 忘れたくないよ END