穏やかな昼間の差し込んだ日差しに 頭の片隅で憎しみばかり育(そだ)つ 隙(すき)だらけの体 浮かんでくる言葉 できるなら全てを笑って見送りたい 何度も手を伸ばしたナイフをしまって 代わりのおもちゃを探す 失うことを知らない誰かの 錆びついたナイフが刺さって 今になっても抜けずにいるから 痛みが忘れられない Haa—— Haa—— Haa—— 一度は飲み込んだ出来事が今更 喉(のど)の奥の方で黒い塊(かたまり)になる 向き合うべきものからナイフをそらして 代わりのおもちゃに向ける 当たり障(さわ)りのないように生きて 所詮(しょせん)こんなに狭(せま)い世界で きっと全てを失う気がした ナイフは握れずにいる 作曲:ハルカトミユキ 作词:ハルカ 見えなくなった それでも歩いた たった一つの約束だから なかったことになってく全ての 悲しみを抱(かか)えてゆく