作曲 : 長岡亮介 作词 : 長岡亮介 オレンヂの光がか細い 背中を暴き出している 破れた看板のコインランドリー 信号にもたれる君 濡れた夜空を裂いていく Virginの長い尾と轟音 割れたガラスが光るバス停 道に身を乗り出す君 その細い身体はわけもなく透けてしまいそう 君を愛してやまない人と 君とでただ何となく やり過ごして来たのだろう あの月のように あの低い月のように レンガとレールの悲鳴を 誘って列車が過ぎて行った 捩じれた(ねじれた)シャッターの青い落書き 手をこすり合わせる君 意味の無い笑みをたたえた 表情の売女のような月 男と女の詰り合う声 まぶたをそっと閉じる君 固く結んだ何かが解けて(ほどけて)しまいそう 君を愛してやまない人と 君とでただ何となく やり過ごして来たのだろう あの月のように あの低い月のように 君を愛してやまない人と 君とでただ何となく やり過ごして来たのだろう あの月のように あの低い月のように 夜のホロウェイで君を見た 夜のホロウェイで君を見た おわり