流れてゆく時間の中で 君のこと今思い出した 空を見上げれば流れ星 夢に君を想う 淡く揺れる古の街 写して描くは水彩画 筆の軌跡涙で滲む 秋の月に眩む 舞い散る歌に姿を浮かべて 想い出の中探したら 僕が奏でる旋律は君を求めていた 青く揺れる朽ちぬ想い出 写し取り描く水彩画 一つ一つ欠片を萃め 四季の風に眠る 萃まる歌が風に消されてく その一つが君の歌 夢を願うその姿が浮かび そして消える 流されるまま辿り着いた場所 ここは全てを受け入れる 僕を拒む想いもまた ここに流れ着いて 夢に散らそう儚き命を 消えかけた願いは今でも 君が心に宿すなら 僕は祈りとなる 流れてゆく時間にやがて 僕は砕けて壊れてゆく 萃まる歌に隠されたまま 夢の君を想う