-music-
いつか選んだ道に悔いても
差し伸べたその手は薄く
影絵で騙られ惑うふたつ穴
ゆく背にも汚れた羽が輝く
-music-
行き交う人の波にこの身を投う
かつて得し願い舞う羽の模様
「何故???」
故、時に杞憂、散る花に結わう音が
風に抗い脆く果て朽ち逝く路
“誰かが問う言は消ゆ”
互いに織り刻んだ声
いつか選んだ道に悔いても
誰も差し伸べたその手は薄く
影絵で騙られ惑うふたつ穴
溶けゆく背にも汚れた羽が輝く
-music-
刻が過ぎ枯れた地に根を張れども
やがて来る瓦解も知らずして華咲く
故、夢にまで観たはずの既視へと着く
歩め老い亡くし消え行く羽の模様
“誰かが問う言は消ゆ”
互いに織り刻んだ声
いつか選んだ道に悔いても
黒く沈む空闇に誘われ
姿を変えても描いた夢を得し
永久に輪廻し理を解き舞い散る
-music-
いつか選んだ道に悔いても
誰も差し伸べたその手は薄く
影絵で騙られ惑うふたつ穴
溶けゆく背にも汚れた羽が輝く
-over-