朝おそくふと目をさますと 君が来ていた ぽくは寝たふりして寝がえりをうち きみがふれるのをじっと待ってる 外は冬だけど ガラスの内は ぼくときみだけ きみは寒がり ベッドの中 もぐり込む それでもぼくは寝かそぶり 心は暖まるのをじっと待ってる きみの匂いが胸にしみ 心はやさしく きみはまるで仔猫みたいに ばくの胸の中 冬の空はぼくを包みこみ きみは先にひとりでうつら うつら 外は冬だけど ガラスの内は ぼくときみだけ