逆さに数えて残りを測っているの 確と最期から指折たったいままで 使い果たすのさ 今生のすべて さまよえる心よ 振り返る勿れ 終を見据えて命を揺すっているの 音がしたらそれは突撃の合図だと 揃えてみせるさ 逆転のときを かじかんだ体よ 覚醒してくれ 有りっ丈喰い尽くし死ぬ瞬間は 空っぽの容れ物に還ろう… ああ打ち勝つさ 焦燥を呑込め 先き立った頭よ 間違える勿れ 斃る日に 丁度 終わるように いまは何ひとつ 諦められない