息切らし夢中で走ってきても まだ届かない 眩しい日差しが照らす先に 目指す君がいる 差し出してくれたその手に もうすがりたくない 君の後ろじゃ我慢できない 太陽も追い越そう 飛込もう輝く夏色へ 弱気な靴脱ぎ捨てて 波間に光る飛沫(しぶき)のように 熱い思いはじけた スピード上げてく鼓動おさえきれない この勢い誰にも止められない 夜空に消えてく最後の花火 目に焼きついて 後ろには何も残ってなくても 今を走ってく 駆け出した瞬間から少しずつ縮めた距離 『追い越せる』そうわかった時 太陽がボクを見た 飛び込もう眩しい夏色へ 焼けた肌が光るように 流れる汗に濡れた髪も 駆け抜けた今日の証 スピード上げてく 今 間違いじゃないなら 見つめるのはいちばん前だけ 青い海 乱反射してた 答えのない 思いが 溶けてく 白い雲の彼方 明日へと続く道 飛込もう輝く夏色へ 弱気な靴脱ぎ捨てて 波間に光る飛沫(しぶき)のように 熱い思いはじけた スピード上げてく鼓動おさえきれない この勢い誰にも止められない