ふるさと(乡)-Humbert Humbert (ンバートハンバート) 膝まで隠す深い雪 疲れた足で踏みしみた その行く先を照らすのは 頬を立つ毛の光だけ 遠くに見える小さな家の 窓辺にゆれる暖かな日 辺りをつつむ白い雪 全ての音を摺りこんだ 鏡のように澄んだ夜 目を閉じればその向こう 鳥たちの歌 花咲くの野道 美しきふるさとの春 美しきふるさとの春